遠方ゲストにもお喜びいただきたいと、おふたりが一番にこだわられたのは“京都らしさ”。鴨川沿いに佇み、古都の風情を全身で味わうことのできるFUNATSURUを、一生に一度の晴れ舞台にお選びくださいました。また１５０余年もの歴史を重ねた文化財建築は、日常を忘れさせるような心が落ち着くムードを醸成。ゲストとゆったりと過ごすくつろぎのひとときを、FUNATSURUに思い描かれました。

ゲストおひとりおひとりに心を寄せながら進められた、結婚式のご準備。ゲストを身近に感じられるような空間作りなど、会場コーディネートにもこだわりが。プランナーからもご提案させていただきながら、おふたりの想いとともに結婚式をカタチ創っていきました。

おふたりの特別な一日は、親御様とのファミリーミートからスタート。ほどよい緊張と大きな期待に胸を膨らませながら、親御様とのご対面を心待ちにされている新郎様新婦様。はじめて目にするおふたりの晴れ姿に、眩しそうに目を細める親御様の表情が印象的でした。挙式スタイルは、神聖な雰囲気のなかで愛を誓うキリスト教式。ゲストのあたたかな祝福に満ちたチャペルへと、まず一歩足を踏み入れられたのは新郎様。新婦様は、お父様によるエスコートとお母様によるベールダウンで、親子のひとときを噛みしめているご様子でした。リングガールとしてご活躍くださったのは、小さなお子様ゲスト。愛らしいお子様にもご協力いただいたことで、神聖ながらも和やかな雰囲気に包まれた挙式となりました。

披露宴会場は、春の訪れを感じさせるような軽やかなコーディネートに。やさしくふんわりと包まれるような、心地の良い空間が広がりました。高砂にはソファ席をチョイスされ、ゲストを身近に感じられるような空間作りも意識。細部にいたるまで、おふたりらしさやこだわりを表現されました。新郎様新婦様が会場へと入場されると、盛大な拍手でお迎えくださったゲストの皆様。ゲストによる乾杯のご発声で、和やかに祝宴がスタートしました。

皆様の前に登場したのは、苺と金箔に彩られたウエディングケーキ。おふたりで寄り添い合いながらナイフを入れられたあとには、お互いに一口。おふたりの幸せそうなお姿をカメラに収めようと、ゲストも大盛り上がりでした。また、挙式の際にリングガールとしてご活躍くださったお子様ゲストにも、感謝の気持ちをこめて新婦様から一口。愛らしい表情を浮かべるお子様ゲストに、会場中がとりこになっているご様子でした。

お色直し入場は、カラードレスにお召し替えされた新婦様。淡く柔らかな印象を与えるピンクのカラードレスは、会場コーディネートともマッチ。可憐なお姿で、会場中を魅了しました。新郎様は、背にビールサーバーを担がれてご登場。おふたりからの直接のおもてなしは、ゲストからも大好評。ゲストおひとりおひとりとの交流を、心ゆくまで愉しまれていました。披露宴も後半にさしかかると、徐々に暮れゆく京都の街。幻想的なムードに包まれながら、親御様やゲストに心からの感謝の気持ちを伝えられました。