県外からお越しくださるゲストに、“京都らしさ”を味わっていただきたいと考えられていた新郎様新婦様。そのため、鴨川や東山三十六峰など京都を代表するロケーションをたっぷりとご堪能いただけるFUNATSURUに、おふたりは魅力を感じてくださいました。１５０年以上の歴史を持つレトロモダンな会場は、和装姿も洋装姿も美しく引き立たせ、佇むだけで絵になるようなドラマティックな結婚式を叶えていただけます。

お打合せでは、ゲストの皆様に心から楽しんでいただけるようにと、常にゲスト目線でご選択くださったおふたり。新郎様と新婦様の理想も取り入れながら、丁寧にご準備くださいました。お子様にもスポットライトが当たるような演出を盛り込み、当日をしっかりとイメージされながら進められたお打合せ。おふたりの愛情がこもった和やかな準備期間となりました。

挙式は、京都を代表する東山を一望できる、最上階のチャペルにて執り行われました。おふたりがお選びになった挙式スタイルは、和婚人前式。美しい白無垢姿の新婦様と、紋付袴を凛々しく着こなされた新郎様のご登場に、ゲストはあたたかな拍手を送られていました。リングサポートは、新郎様新婦様のお子様がご登場。お子様のお名前の由来でもある『糸』をBGMに、おふたりのもとへ大切にリングを運んでくださいました。結婚証明書には、新郎様新婦様のサインとお子様の愛らしい手形をスタンプ。ファミリーウエディングならではの、和やかなひとときを過ごされました。おふたりのご退場時には、折り鶴シャワーで祝福。和婚式にぴったりなフォトジェニックなセレモニーとなりました。

披露宴会場は、上品かつエレガントな印象のコーディネートに。おふたりがひとつひとつこだわってご選択されたアイテムを手に取られ、ゲストも心を躍らせているご様子でした。『京都らしさ×和』を取り入れたいと、おふたりがお選びになった演出は“鏡開き”。「よいしょ、よいしょ、よいしょ」の掛け声とともに、新郎様新婦様が樽を叩いて開かれ、80名を超えるゲストとの一体感が生まれた圧巻のシーンとなりました。『京都らしさ×和』を感じる演出は他にも。受付には大きなだるまをご用意し、ゲストからおふたりに向けてお祝いのメッセージを綴っていただきました。最後には、そのダルマにおふたりで目を書き入れていただき、ゲストへお披露目。会場は一層おめでたいムードに包まれました。

お色直し入場で新婦様がお召しになったウエディングドレスは、背中を魅せるバックレスドレス。フロントとバックで印象ががらりと変わる一着は、新婦様の美しさをより引き立たせ、ゲストの皆様を魅了しました。前撮りでは、ラグジュアリーでリッチな雰囲気を漂わせるイエローのカラードレスをお召しになった新婦様。ゲストにお渡しする席次表の表紙に前撮り写真を使用され、カラードレス姿もお披露目されました。美味しいお食事とともに、ご歓談や写真撮影を楽しまれたおふたりとゲストの皆様。京都の夜景をバックに、かけがえのないひとときを過ごされました。

披露宴の結びでは、親御様へ向けて感謝の手紙をお読みになった新婦様。感情を込めて想いを伝える新婦様のお姿に、会場中が感動に包まれました。続けて、新郎様はウクレレを手にされ、沖縄の方言で“お母さん”を意味する『アンマー』を演奏。飾らない言葉で綴られた歌詞と、想いのこもったおふたりの歌声にゲストの心も動かされ、会場がひとつになった瞬間でした。大切なゲストとともに過ごした、祝福の一日。おふたりはもちろん、ゲストの記憶にも残り続ける素晴らしい結婚式となりました。